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【鳥取県横断の旅9】冬でも汗だく 鳥取砂丘を歩いてみた!

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2017年11月の鳥取県横断の旅 つづきです 

momoyorozu.hatenablog.jp

 

日本最大級の規模を誇る 鳥取砂丘 

全国に知られた日本最大級の砂丘です。いきなり豆知識ですが、「最大級」であって「最大」ではありません。

そのわけは、鳥取砂丘の3倍の面積があるという青森県の猿ヶ森砂丘が一番だから。しかし自衛隊の管轄のため一般の人は立ち入りできないことからまったく知名度のないのです。

 

駐車場は鳥取砂丘会館の無料駐車場がおすすめ

砂丘前にはたくさんのおみやげ店が並び、ほとんどが無料駐車場完備。

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リフトまで運行されています(@_@)

その中で、砂丘への入口から一番近いのが砂丘会館の駐車場を利用しました。おみやげ店やトイレが一通りそろった建物で、道路を渡ってすぐ砂丘入口です。

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階段に書いてある注意事項は守りましょう!

◆飲み物・帽子忘れずに!(特に夏場は絶対!←というか歩くことすら危険な日も)

◆犬はリードにつなぐこと

◆遊泳禁止

◆砂の持ち帰り禁止 など

 

鳥取砂丘名物”馬の背”を登る

階段を登った先にはこの絶景です。THE 砂丘 の風景に感動します。

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この規模のすごさに、今まで中田島砂丘を「砂丘」と言っていたのが恥ずかしくなってしまいました。近年は砂が減ってぺったんこの中田島は単なる”すなば”です(苦笑) 

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(2018.7 中田島砂丘)

おまけに、津波対策の防潮堤(人工構造物)が作られてしまい、かつての大自然の景観は消滅してしまいました。

 

そして私がもうひとつ驚いたのは砂の色。かなり黄色いです。

あくまでも中田島砂丘が比較対象になってしまうのですが、私が知る砂丘は白っぽい砂です。この黄色も季節や水分で色が変わるとお聞きしました。

 

振り返ると砂丘会館が見えます

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なんと、ラクダも発見!

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かつて、これに乗りたくて出雲からの帰路に立ち寄りましたが、すでに日没でラクダは営業終了でした。なので砂丘を見ることなく素通りしたのです。

あれから20年近く経過し、年齢と重量共にアップした私、ラクダに乗ろうなんて気持ちはまったく起こりませんでした~(爆)

 

目指すは馬の背と呼ばれる丘のてっぺん(ダイエットに最適♥) 

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前日に雨で砂が水分を含んでいたため、かなり歩きやすかったです。

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なんだか、片栗粉の上を歩いているみたい!? これが夏場の晴天だったら足は砂にズブズブ&砂は高温(っていうか真夏の砂丘は体力的にも危険ですのでよ~く考えましょう)

遠足の定番が砂丘だった私は、多少は歩き慣れているつもりですが、ここでコケてはシャレにならないので慎重に進んでいきます。砂丘に吹く強風だけは中田島といい勝負。馬の背のてっぺんの標高は47m 起伏の大きさでは日本一の砂丘です。

てっぺんから眺める日本海

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風が強く歩き始めは寒いくらいでしたが、ダウンコートを着ていたのでてっぺんに到着したころには汗ばむくらいでした。海まで下るとさらに高低差が大変なので、てっぺんから折り返します。

馬の背の横に広がる大きな池はオアシスと呼ばれています。

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雨や雪解けの水が砂にしみこみ、地下から湧き出てたまったものです。
夏場は干上がってしまうので、見られるシーズンも限られますし、気候によって大きさや形も変わるそうですよ。

帰りはソリで一気に滑りたくなるような傾斜です。(ソリはありません)

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ちょうど近くにレンジャー(巡視担当)の方がいたので、砂丘のことをいろいろお聞きしました。レンジャーは、観光ガイドも兼ねているということで、まるで貸切の観光ガイドのように丁寧に説明してくれました。鳥取砂丘の素晴らしいところはもちろん、県内の温泉情報、おいしい食べ物...etc 

今回はまわりきれませんが、必ず鳥取県リピートしますよ~

そんなわけで、おしゃべりしているうちに帰りはあっという間でした(^^)v

 

砂丘入口にはジオパークセンターもあります。

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地形の成り立ちなど「ブラタモリ」的に楽しみたい方は、観光前に立ち寄って事前情報をゲットしましょう。

(注.ブラタモリでは、鳥取砂丘は採り上げられていませんが・・・ファンとしてはぜひお願いしたいです)

2018年9月8日(第111回)放送のブラタモリで鳥取砂丘が特集されました。私が訪ねた直後くらいにロケがあったんですね~

www4.nhk.or.jp

 

鳥取砂丘は国指定の天然記念物となっています。

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砂丘の砂を採取することは禁止されていますのでご注意を!

 

砂丘会館なら名物 砂たまごが1個から買える

帰りには砂丘会館に立ち寄り、名物の砂たまごを賞味。

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温泉たまごはお湯に浸けてゆでますが、こちらは砂蒸し(焼き?)だそうです。

白身が燻製のように若干茶色く、水分が少ないゆで卵でした(なので日持ちします)

この他に名物のらっきょうは、いろいろな味付けのものが試食できちゃいますよ。

 

雪の鳥取砂丘は幻想的な美しさ

鳥取砂丘は、四季ごとの景色の変化が素晴らしく特に雪の砂丘は幻想的だそうです。

いつかそれも見たいな~、と思っていたら・・・

砂の美術館リピーターの知人がこの風景を撮るために、またまた鳥取砂丘に行ってきた~ということで写真をいただきました。

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 (2018.2撮影)

 

私が訪ねた翌週には、ここ鳥取砂丘を舞台にポケモンGOのイベントが開かれたそうです。3日間で8万人以上が来場したという写真を見て、ちょっぴり笑ってしまいました。でも、県知事がおっしゃるとおり、ここなら歩きスマホも存分にできちゃいますね。

 

つづいて向かったのは日本100名城のお城でございます。 

www.momoyorozu.net