2017年9月に参加したペルー周遊ツアー旅行記です。
リマとナスカの観光を終え、いよいよ旅のメインとなるマチュピチュへ向かって移動します。この記事では、その道中の飛行機移動などを中心にご紹介します。
リマからクスコへ移動
リマからクスコへの飛行機も天候による欠航や遅延が多いそうで、比較的天候が安定している早朝の出発となります。
ホテルを出たのは日の出前。空が明るくなり始めるころに到着です。
リマ ホルヘ・チャベス国際空港
まだ7時前というのに空港は大混雑です。
朝は過密スケジュールですが、どうやら定刻通り飛びそうです。
チェックインの長~い行列に退屈しているところに面白いもの発見!
スーツケースの破損・盗難防止のために、ビニールでぐるぐる巻きにしてくれる有料のラッピングサービスです。
お兄さんたちの職人的早業は、まるでショーを見ているようでした。
ところで、マチュピチュへ向かう列車には大きなスーツケースが持ち込めません。
マチュピチュ滞在2泊分の荷物だけを持っていくことになります。(スーツケースはクスコのホテルで預かってもらいます)
このため、前夜に荷物の詰め替えなどを行いました。
レスポートサックのボストンと背負っているリュックに荷物を詰め込み、機内持ち込みとしました。
やっとチケットを受け取ってゲートへ
LAN航空でクスコへ
ロスからリマへの移動で搭乗したラタム(LATAM)と同じグループの航空会社です。
かつてはチリのフラッグキャリアでしたが、2016年にLATAMと統合されたので、この塗装の機体もいずれ消滅していくものと思われます。
沖止めのためバスに乗って移動しました。
前方のタラップが混雑しているので後方扉も開放〜
こちらから乗ることってほぼ初めて。
機体はA330-200で、座席は3×3列です。7割くらいの搭乗率でした。
残念ながら席は通路側(3列の真ん中は空席でした)。
LAN航空国内線では無料のドリンクサービスが最近なくなったとのこと。
約1時間半ほどの搭乗なので利用しませんでしたが、有料のドリンク、スナックはそこそこ充実していました。
空から見るアンデス山脈の絶景
離陸後30分近く経ったころ、窓の外の景色に「わぁ〜」と声をあげている人たちがいるので気になってちらりと見ると、雪をかぶったアンデス山脈の山々が・・・
あ~、私も見た~い 写真撮りた~い
と内心思っていたところ、オーラが出まくっていたのか、それとも落ち着きのない態度丸出しだったのでしょうか(苦笑)
窓側に座っていた同じツアーの方(年配女性)が席を交代してくださいました。
あまり景色にはご興味がないようで、着陸するまでそのままでいいとおっしゃってくださって・・・恐縮ですm(__)m
おかげで、かぶりつきでこんな絶景が撮影できました!
眼下に見える山々は5000m級 富士山をはるかに超える高さです。
山脈の景色から降下し、建物や湖が見えてきました。
クスコに近づくと特徴的な赤茶色の瓦が見えてきます。
かつてはインカ帝国の首都だった町 クスコ。
街並みが世界遺産にも登録されている山岳都市です。
着陸直前、山肌が近すぎて怖いところもありましたが・・・
クスコ到着
無事に着陸しました。定刻通りの運航はこの南米ではかなりラッキー。
アレハンドロ・ベラスコ・アステテ国際空港
長くて覚えられない名前だわ。
ロゴマーク(Pがグルグル)が可愛い機体は、PERUVIAN(ペルビアン)航空
標高3000メートル超のクスコの街
空港を出てからの第一印象は 陽射しが強烈
リマではほとんど太陽が顔を出さなかったのとは対照的です。
思ったほど寒くもなく快適ですが、陽射し以上に注意を払わなくてはならないのが高山病
クスコは標高3400mの高地(富士山頂とほぼ同じ標高)
日本からの大半のツアーは、クスコに到着後数時間観光してからマチュピチュに向かうというルートが多いようですが、私たちのツアーでは、マチュピチュの後にクスコ市内観光が組み込まれています。
なので、クスコ到着後すぐに標高を下げながらのバス移動となります。
高山病にならないための対策
国内でも富士山に登ったことがある方ならご存じかと思いますが、高山病にならないための注意点についてまとめておきます。
- ゆっくり行動する(走ったりしない)
- 深呼吸をする
- 水分補給
私の場合は、しゃべりすぎて酸欠になりそうなことが日常でもたまにあるので、必要以上にしゃべらないことにしました。
また、ナスカの地上絵の酔い止めに続き、とりあえず「食べる酸素」なんていうサプリメントを飲んでおきました。これは気分の問題だとは思いますが。
クスコからアンデスの高地をドライブ
バスはクスコ市街を抜けていきます。
車窓からのようすです。
日曜日だったので朝市のような風景も
しばらくすると峠を越え、さらにいくつもの小さい集落などを通り過ぎて行きます。
3000m近い標高で、放牧も行われています。
日干しレンガで作られている住宅?小屋?
手前の塀の三角の穴が、日本の城郭の狭間(さま…弓や鉄砲などで攻撃するための穴)に似ていることに私は気づいてしまった!
※上記の写真は姫路城の塀に設けられている狭間です
この先、塀や石垣を見るたびに、「にわか歴女」の私は、いちいち日本のお城を想像してしまうのでした・・・
緯度が低いゆえですが、高地でも普通に農耕がおこなわれています。
ジャガイモの畑が多いそうです。
バスで1時間ほど山道を走りマラスの塩田へ向かいます。
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